デッキを構築していくゲームというのが私的見解。
デッキはカードを買うための貨幣・ゲームに変化を与えるアクションカード・勝利につながる点数カードで構成される。
それらは最初から有るわけではなく貨幣を使って購入することでデッキに組み込まれていく。
点数カードを多く買うことが勝利条件なのだが、
それ自体はカードの購入に使えないしゲームに変化も与えない所謂役に立たないカード
MTG的にいえば土地みたいなものです。ないとダメだけれど引きすぎても役に立たないという感じ。
アクションカードと貨幣を増やしつつ点数カードを購入していくというバランス考えながらするゲームです

カードやルールの詳細はこちらをどうぞ。 ⇒ Dominion 攻略Wiki

私的トピックス

個人的な戦略の立て方について記述します。 少しでも参考になれば幸いです。

どんなデッキにするかの判断ポイント

• 「Curse」の存在
• 「Curse」以外のアタックカード
• アクションが増えるカード
• 強力なコンボがあるか
• カードを得るアクションカード

その他考察

• 点数カードを買うタイミング
• トラッシュについて
• 初２ターンの考察

どんなデッキにするかの判断ポイント

まず「Curse」を与えるカードがあるかないか。
基本的にCurseは自分から与えるようにした方が強いです。
守りに徹する場合は防御カード＋優良なトラッシュカード、
加えてデッキの回転をよくする「Scout」「Warehouse」などがないと
デッキの質があまり良くならずに出遅れます。
ですので優良なトラッシュカードがある場合は前半にCurseを与え切り、
後半に不要になったCurseを与えるカードも含めトラッシュしていく、
半攻め半トラッシュが一番強いです。
また点数カードは早めに抑えたいです。 Curseの与えあいになると高額のカードが買いにくくなるため、 estateなど低コストのカードが集中して無くなりやすいです。 さらにProvinceに届かないことが多いためDuchyで勝敗が決まりがちなので。 またこのことから「Scout」が有効です。

無視できるものとそうでないものとがあります。
・無視できる
使ったプレイヤーへの恩恵が少ない「Spy」「Ambassador」等のカード
比較的被害の少ない「Breaucrat」「Cutpurse」等のカード

・無視できない
こちらの手札を減らす「Militia」「Ghostship」等のカード
こちらの獲得カードを破壊する「Saboteur」「Swindler」等のカード
こちらの獲得カードを奪う「Thief」「Pirateship」等のカード
防衛カードが無い場合は攻め合わないと一方的に不利になりがちです。
無視できない＝強力なカードですので自分が使っていく方が有利でしょう。

これがあるかどうかでアクションカードをどのくらい買えばよいかの目安になります。
アクションが増えるカードが全くない場合、アクションカードを２枚上引くと無駄になります。
デッキ枚数÷５を目安にして、「Silver」「Gold」と入手していく方が良いでしょう。
アクションが増えるカードが多い場合はドローカードをなるべく入手したいです。
目安ですがアクションが増えるカード：ドローカードが６：４ぐらいが良いでしょう。
この場合「Gold」は数枚程度に抑え、毎回十数枚のカードを引けるように構築しましょう。

例えば勝利点がデッキ枚数に依存する「Garden」は購入とは別でカードを入手できる、
「Workshop」「Ironworks」などと相性が良いです。
購入コストを抑える「Quarry」と購入数を増やし且つQuarryを使いまわせる「Harbalist」
また「Ironworks」で「Island」「GreatHall」を獲得するとお得です。
このあたりは好みの問題もあるので、自分なりの勝ちパターンを覚えておけば、
それが強力なコンボと言えるでしょう。

�@「Workshop」「Ironworks」のようなカードを純粋に獲得するもの、
�A「Mine」「Upgarade」のようなカードを強化するもの
�B「Hoard」「Talisman」のように条件を満たして獲得するもの
の３種類があります。

�@のものは「〜Village」「GreatHall」のような使い道に困らないカードの量で決まります。
アクションが増えるカードでもあるように、あまりアクションカードが多くなると、
無駄な引きが増えてきます。「Silver」「Estate」を獲得してもよいですが、
上記のようなカードや「Garden」が無い時は控えた方が良いです。

�Aは強力なものが多いですがコストがやや高めです。
これらはデッキの質を高めるので、いかに序盤から使用できるかがポイントです。

�Bも基本的には�Aと同じです。ただし条件のために敢えてコストの低いものや、
点数カードを早くから購入したりということになるのでタイミングが悪いと、
実力を発揮できない事があります。

その他考察

誰かが買い出すか、「Province」が買えるようになったら動いて良いでしょう。
ただしどれか一つの山がすでに空になっていたり、
残り枚数が自分以外の参加者数より少ない山が３山以上ある場合は、
大きく離す必要はないですが点数で他のプレイヤーに差をつけておきましょう。

基本的に最初の１０枚は不要のカードです。
トラッシュの性質やカード自体の効果もありますが、
基本的に早めのトラッシュが勝ちにつながると考えて良いでしょう。

「」 「Copper」が３・４か２・５となります。
３・４のときは「Silver」「Silver」という手も悪くはないので
それほど困らないでしょうが、２・５の特に２の方が曲者です。
優秀なアクションカードが有ればよいのですがそうでない場合、
「Estate」を買うかどうかというところがポイントになります。

上にも書いている通り最初の１０枚は不要のカード、
すなわち序盤の「Estate」は対して価値がありません。
「Copper」も同様です。
「Garden」を視野に入れるなら「Copper」の購入もありですが、
２・５の２は何も購入しないのがベストだと思います。